「節約をしたいけど何から手をつけていいかわからない」という方は多いのではないでしょうか。
節約をがむしゃらにチャレンジすることは悪いことはではないですが、基盤となる考え方をしっかり持っておくことで、効率的に節約ができます。
私はこの考え方で、平凡な給料で年間200万円貯めることが出来ています。
本記事では節約の大事なポイントを3つ解説します。
①固定費の削減が最優先
②【節約効果>労力】のものを選ぶ
③ハードルの低いものから取り組む
これだけ?って思う人もいるかもしれませんね。これだけです。
要はコスパよく節約しましょうってことです。
コスト=【時間・労力】
パフォーマンス=【節約効果】
完璧を求める必要は全くありません。
しかし、このコストパフォーマンスを意識することで、効率的に支出を最小化出来ますよ。
Contents
①固定費の削減を優先する

固定費とは毎月決まって出ていくお金のことです。家賃や通信費などですね。
優先する理由は以下の通り。
①一度取り組めば節約効果が持続する
②生活水準を大きく下げない
①一度取り組めば節約効果が持続する
一度取り組むだけで節約効果が続くので、月々では小さな金額でも長期的に見たとき、節約効果は非常に大きなものとなります。
例えば、通信費を月5000円節約できれば、年6万円の節約になります。
当然20年では120万円の差になるわけですが、ここで考えるべきなのが、投資によって年5%の利回りで運用できた場合、205万円ほどになるということです。
長期的に利回り5%(年100万運用し5万増やすこと)は投資初心者でも十分に狙える数字です。
投資資金に出来れば、本来これだけ増える可能性があるわけですから、【投資チャンスを逃している】と考えてほしいんですね。
そう考えることで節約のモチベーションも上がります。
②生活水準を大きく下げない
毎日こまめに電気を消したり、冷水で皿洗いをしたり(冬の北海道では地獄です)日々の努力が必要な節約はどうしても「我慢」が必要です。
頑張ったわりには成果が出にくく、続けるのは大変ですよね。
その点、電気やガス、灯油などの会社を切り替えたり、楽天経済圏に移行したり、不要な保険を解約しても生活水準は何も変わりません。
節約を頑張りすぎて窮屈な生き方になっては本末転倒ですから、まずは生活水準を大きく下げない固定費の削減がおすすめです。
固定費削減が終わってから他に着手するのが良いでしょう。
具体例
さて、具体的に何をすればいいのかは下記です。
- 家賃が安くなるか交渉(賃貸)
- 住宅ローンの借り換えを検討
- 不要な保険を解約
- 車は持たないor中古車orシェアカー
- 格安SIMを使う
- 光熱費の切り替え(クレジット払い)
- 楽天経済圏へ移行する
- 新聞はやめる
- たばこは吸わない
ここでは長くなるので詳しくは別記事で書いていこうと思っています。
取り組んでいない方はぜひ検討してみてくださいね。
②節約効果>労力のものを選ぶ
あなたが節約のためにしている行動は、冷静になって考えるとコスパが悪いかもしれません。
節約のために使う時間・労力に見合うだけの節約効果があるか考えましょう。
固定費の削減が出来ていればすでに70点はとれていますので、もう少し切り詰めたいという方は下記を参考にしてみてください。
①行きたくない飲み会に行かない
行きたくない飲み会は「時間」「お金」「精神エネルギー」全てがもったいないです。
看護師は飲み会が少ないので助かっていますが、飲み会が多い職場では毎週のようにあることもあります。
1度の飲み会で二次会込みで1万円、月4回で4万円……。ときには断るのも勇気です。
その飲み会があなたにとって有意義なものであるか考えてみましょう。
もちろん飲み会が悪いと言っているわけではありません。
「行きたくない」飲み会のことですよ!
②支払いはキャッシュレス
現金での支払いはデメリットの方が大きいですね。
最低でも1%の還元は得ておきたいところです。
クレジットカードはやはり楽天カードがおすすめ。
Payは未だに各企業が凌ぎあっていますから、お得なものを使いこなせば現状はいいかなと思います。
ちなみに私は楽天Payを使っています。
③髪はminimoで切る
minimoというアプリがおすすめです。
上手に利用することで少なくとも年間24000円ほど散髪代を節約できます。
デメリットもありますが、使いこなせばかなり魅力的なアプリです。
minimoが出始めた頃から重宝しており、経験は豊富なので別記事で紹介してます。散髪代を節約したい方は読んでみてください。

④売買はメルカリを利用する
有名なフリマアプリのメルカリですが、意外と「売り」をしていない方が多い印象です。
簡単に売ることが出来るので覚えて損はありません。
メルカリでの買い物に慣れると、店舗での買い物が価値に見合わない金額に感じたり、仲介している分無駄な手数料を取られてるんだろうなと考えてしまいます。
売ることに慣れると、リセールを考えて物を買う癖が付いて無駄な買い物が減りますので、ぜひおすすめしたいアプリです。
慣れれば出品と梱包はさほど時間はかかりませんよ。
メルカリ歴も長いので別記事で紹介できればと思っています。
ハードルの低いものから取り組む

もし「面倒だな」「腰が重いな」という方はハードルの低いものから取り組みましょう。
はじめの一歩が1番大変なので、簡単なものから始めるうちに行動しやすくなりますよ。
物を動かすには最初が大変なんです。それは自分自身も一緒です。
一気にやってしまおうと思わなくてOK。
「今月は電気を切り替えよう」「今月はネット銀行にしよう」と月単位のスローペースでも結果は出ます。
私も完全にスローペースでしたが、簡単に結果が出るので不思議と行動力がアップしていきます。
「稼ぐ」と違って取り組めば確実に効果があります。
ゆっくり取り組んでも1年後の支出の差はかなり変わってきますから、焦らずに進めていきましょう。
まとめ
ほとんどの方が副業で7000円稼ぐより、5000円支出を減らす方が圧倒的に楽なはずです。
①固定費の削減が最優先
②節約効果>労力のものを選ぶ
③ハードルの低いものから取り組む
決して難しいことではありませんから、この3つのポイントを意識しながら行動してみましょう。
無駄な支出を減らして、自分が価値を感じることにお金を使った方が幸福度は上がります。
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